想像と不安
なんだかんだともう木曜日が終わった。始まるときは長いと思っていても
過ぎてみるとやっぱり早い。あと一日頑張っていこう。
昨日の続き。
ある程度の区切りが設けられていると集中でき、そうでないものは
いまいち好きに慣れない理由。
一言で言えば「先のことを考えるから」
何かが起こったとき、無意識のうちに先の姿を想像している。
それが自分の経験上、ある程度頭の中に描けるときは問題ない。
そこにたどり着くまでの方法もいろいろ工夫できるし、新しいやり方も挑戦できる。
逆に全く先の見えないことやどうなるかわからないことが起こったとき、
頭の中に描けないことになる。
描けなかったときに無意識のうちにどうしてしまうか。
わからないことを無理に描こうとしてしまう。
でも、ほとんど描けない。わからないものはわからない。
先のわからないことはただでさえ不安になるもの。
なのに先の見えない不安な状態を反芻するものだから
ますます不安が増してしまう。
「まだ問題が起こっていない」のにさも問題に直面した
かのような状況を自分の中に作りやすい。
すると「頭の中で起こった難しい状況に直面して」苦しんでしまう。
これはエネルギーを結構使ってしまう。つまりストレスになる。
例えば朝もこんなことがある。7:00に目が覚めた。でもあと
15分寝れると思ってうつらうつらする。そのときに半分無意識
のうちに頭の中で今日一日がシミュレーションされている。
「あと5分で起きて着替えなきゃ」「8:00の電車に乗らなきゃ」
に始まり、
「ラッシュがきついな」「今日は仕事が多いな」
「午前中はこれをやって」「午後は打ち合わせが長いな」
「あの仕事はどうやって進めていけばいいんだろう」
「何時に終わるかな」
これが二度寝中の15分間に頭の中を走る。当然眠いから何か
いい考えが浮かんだり解決することはほとんどない。
これはある意味一日を二回過ごしているようなものだ。
だから起きるのがすごい辛いし、なんか既に疲れたような
気分で会社に向かう。
これは朝の例だけど、それ以外のことでも似たようなことがある。
だから例えば時間が決まっている生活だとある程度想像は
するにせよ、区切りがあることがわかっているから先のこと
を考えることもそこで一旦止まることができる。頭の中での
整理がつくと、よしやるか、ということになるわけだ。
頭の中で考えてから動くタイプということか。
多かれ少なかれ誰にでもあると思うし、これは別に悪いこと
ばかりではない。ただ、朝の例のように余計なエネルギーを
使うことになるし、もっと意識を向けるところはきっとある。
それについては明日!