R-CAP結果
今日は昨日書いたとおり、R-CAPの結果について紹介。
とは言っても内容量がとても多いので抜粋して。
紹介するのはComplexity Index(複雑さに対する嗜好度)の項。
Complexity Indexとは人が複雑性に対してどう知的好奇心を持つかということ。
極めて単純な仕事に対してなかなか好奇心がわきにくいこともあれば、その反面、極めて複雑な仕事に対してストレスを感じてしまうのも事実。そしてそれは個人によって大きく異なる。
どの程度の仕事の複雑さや仕事の領域によって動因(Motive:意欲や動機)が最も高くなるのかということを分析しようというもの。
ここでは仕事を大きく4つの領域に分けてそれぞれの複雑性に対しての嗜好度を測定し、満足ゆくであろう仕事領域について示唆するということになっている。
1.人への関心(人を観察・洞察し、様々な人の独自の資質を見抜いたり多様な人々と関わることが求められる領域)
2.人への影響(人を説得したり動機付けたりなどして、人に影響与えることが求められる領域)
3.課題解決(同時に複数の案件を管理したり、効率良く対応するために組織化したりすることが求められる領域)
4.問題分析(複雑で構造化されていないデータや事実を分析し、解釈することが求められる領域)
ここで自分は
1.人への関心:非常に高い
2.人への影響:やや高い
3.課題解決:やや低い
4.問題分析:やや低い
と出た。
※これは嗜好度の傾向であって能力(できる・できない・得意・不得意)をあらわすものではないらしい
ちょっと長くなってしまってるけど特徴についてはこう書かれていた。
「あなたの人への関心のスコアは非常に高く、人に対して好奇心が旺盛で、ひとり一人の特徴を深く理解することに非常に興味・関心を持っているといえます。外から見て明らかにわかるような表面的なことだけではなく、個人の好みや能力・資質、考え方、などというような、内面的な特徴を見極めることを好みます。あなたは、自分とは異なった様々な特徴や多様な価値観を尊重し、ひとり一人にあわせた適切な接し方をしたいと考えています。
また、できるだけ様々な人と関わりたい、一緒に働きたいと考えます。
あなたは、人に対する洞察力とひとり一人の多様性を享受する力に秀でており、その強みを活かせるような領域の仕事でパフォーマンスを発揮すると考えられます」
「あなたの人への影響のスコアはやや高く、相手とよく話をして説得したり、相手に意欲が湧いてくるような方法で働きかけるようなことを比較的心地よいと感じる傾向があります。従って、どちらかといえばチームで仕事を進めたり、ただ一方的に自分の意見を述べるだけでなく、プロセス全体を通じて他者の面倒をみたりするような活動を好む傾向にあります。
また、自分の言動に関心が寄せられない状況や、周囲に影響が及びにくい環境ではストレスを感じることがあるかもしれません。」
「あなたの課題解決のスコアはやや低く、同時に様々な案件に関わって注意や関心が分散してしまったり、それらへの対応や調整に多くのエネルギーを費やすよりは、どちらかというと、ひとつのものごとに落ち着いて取り組み、その領域の経験や専門性を深めることに関心を持っている様子が伺えます。よって、複数の優先事項を管理し、同時に異なるタスクやプロジェクトを進めていくよりは、どちらかといえば、同質の職務や、ひとつのプロジェクトに集中して取り組むことを好む傾向にあると考えられます。しかし、役割上必要とされれば、複数のタスクを同時に管理・統制することもできるタイプと考えられます。」
「あなたの問題分析のスコアはやや低く、どちらかといえば、専門的な技術や理論を用いなくても理解できるような、解釈の容易な加工情報や、図表のように視覚化された情報を扱うことを好む傾向が伺えます。それは単純なことの中にこそ真理があると考えるあなたの信念によるものかもしれません。あるいは、問題分析にエネルギーや時間を費やすよりは、どちらかといえば、その問題をいかに解決してゆくかに、あなたの興味が向いているからかもしれません。
しかし、役割上必要とされれば、ある程度複雑で抽象的な概念を用いることや、専門的な知識を活用して問題分析にあたることができます。」
なるほど、確かに!と自分では思う内容でした。
実際に自分を知ってる人に見てもらうのもいいかもしれない。
あくまでも参考情報だけど、こういうのを知っていけば仕事や働き方を自分にマッチさせていくこともできるかもしれないと思っている。