外側と内側
歳を重ねるごとに外側には内側のものが現れるということを感じることが多くなった。
例えば人の外見はその人の内面がにじみ出てくるとかそういうの。
実際、人は相手の印象のかなりの部分を表情や振る舞いを含めた見た目・視覚情報で決めてしまっているという。
内面がにじみ出てくるのだから目で見てわかる部分で人を判断したりするのも悪くないようにも思える。
それでもやっぱり外側からだけじゃわからないことはある。
印象っていうのは主観的なものだからどう思おうと個人の勝手だけど、そういう自分の中の主観を正として人のことを決めてかかる人もいる。
「〜とかで苦労したことなさそう」
「〜〜なんでしょ」
「〜なんだから簡単に〜でしょ」
そういう人に「そんなことない」って言っても「うそだぁ」「またまた」とかなぜか食い下がってくる。いったい何を知ってるんだと。
外側は確かに大切。でも安易に「今見えているもの」だけで価値判断をしていると大事なものを見失うように思う。
「今見えているものがどうしてそう見えているのか」。そんな視点も大切に思う。