LiveTrak L-8 ZOOM ミキサー 購入

バンドの練習を高音質で録音するため、今まで様々なことをやってきた。
最近では、スタジオ常設のミキサー(マッキー製)をうまく使い、4ch入力可のレコーダー(DR-60DMKII)に対して、

2ch:ドラム用コンデンサーステレオマイク(RODE NT-4)を入力
2ch:Vo, Gt1, Gt2, Ba, MTRをミキサーでミキシング結果をライン入力※ここでポイントは部屋のモニターに返すチャンネル(Vo, Gt1, MTR)と、返さないチャンネル(録音のためだけにミキサーにつないでいる、つまり出音はアンプ、Gt2, Ba)をうまくミキサーの機能を活用して分けること

と、することで半ばレコーディングに近いようなクオリティの録音を、最小機材・短時間準備で実現していた。

しかし、これだと、主に後者の2chについて、現場でのミキシングがいまいちだと、帰ってから調整することは当然できない。

よって、荷物は増えてしまうが、スタジオ常設のミキサーに代わる機材を購入することに。

目を付けたのは、ZOOM Livetrak L-8

Vo, Gt, Gt(st), Ba, Dr(st※コンデンサマイク要ファンタム), MTR(st)で9トラック、プラスコーラスマイクあれば10トラック同時録音できればと思っていたが、L-8は最大12トラック同時録音とうたわれていたので、よしと思い購入。

ただ、アナログ入力は8端子なのはこれは事前にわかっていたが、では、どうやって12トラック同時録音するのかはよくわかっていなかった。1~6chがモノラル、7~8chがステレオっぽいので、全部使うと10トラック録音は想像できたのだが。

ところが、実際に使ってみると、確かに7~8chはステレオチャンネルだが、アナログ入力はモノラルだったので、自分の用途では最大8チャンネル同時録音が限界ということに…。

少々アテが外れてしまったが仕方ないので、スタジオのミキサーでGt(st)・MTR(st)をまとめて2chに落とすことで、入力は7チャンネル・7トラック同時録音となった。スタジオミキサーから脱却はできなかったが、帰宅後に各楽器の音量を調整してミックス音源にできるようになるという主目的は達成。日々のバンド録音のクオリティはかなりのものとなっていると思います。

しかし、購入してからコロナ禍で、使用する機会がほぼなくなってしまっているが…。