「初」について

昨日もまた尋ね事をされました@地下鉄大江戸線六本木駅構内

さて本題。

今のバンドでの初ライブから2週間が過ぎ、次のライブ(5/7)に向けて練習を開始している。
さらに難易度の高い曲にも挑戦しており、苦戦しながらも頑張ってます。

ところで以前も感じたことだけど今回のライブでも改めて感じたのでちょっと書いてみる。

「初」ということについて。

初めてのライブには特別な何かがあるような気がする。

うまく言えないが準備の意気込み、緊張感、高揚感、興奮、思い切りの良さ、etc。。
初めてのライブにはそれ以降には無い何かがあるように思う。

それはきっと慣れや要領のよさを経験によって得ていくからじゃないかと思う。
新しい課題や目標を見つけ、上達して伸びるためには経験を糧にすることが絶対必要だけど、経験によって失ってしまうものもあるんじゃないかと思う。

初めてのときにしか得られなかったもの、できなかったもの。
それはもしかしたら何十年という経験をもってしても得られないものかもしれない。

別に音楽だけじゃないと思う。「初めてのとき」に感じたこと。それはきっとすごい大切なことをたくさん教えてくれてるんじゃないかと思うし、「初めて」を忘れた人はどこか高慢になっていくような気がする。

だから同じことをやるにも新しい発見をしようとしたり、初めてのつもりで臨むことは実はすごい大変なことで、そして大切なことなんじゃないかと思う。

大人になればなるほど、いろんな経験が増えるほど初めてのことは減っていく。
だけど今という時間は常に初めてのはず。

「初めて」を大事にしていきたいと思いました。