言葉や表現

今日は午前様ギリギリセーフ!まあ明日休みをとってあったからいいか。贅沢言ってはいけませんね。

さて昨日の「大人」と直接関係するかはわからないけど、
最近言葉のもつ力や重要性を感じる事がある。ON Timeや
OFFで違いはあるけれど、そこにあるコミュニケーションに
注意しているといろんな発見がある。

仕事をしているとき、時に意見を議論する場に出くわす事が
ある。立場や視点が違えば当然意見も違う。

このとき思うのは、言っている事の正しさや優位性も大切
だけどそれ以上に「どんな言葉や表現で」自分の意見を
表しているのかということが大切だということ。

これは自分が当事者のときにはわかりにくいが、第三者と
して見ているときによくわかる。
感情が先に立つ話し方というのは得てして雰囲気を悪くする。
たとえそれが正しい事を言っていてもだから不思議だ。

おかしいと思うことや嫌だと思うことを飲み込まずに発信する
のは大切。だけど、「嫌な気持ちを表現するために」言葉を
発するとき、たいていの場合は相手に伝わらないし、建設的
な議論にならない。さらに当事者だけではなくそれを傍観して
いたり耳に入ってしまう第三者の気分まで害することすらある。
これは本人にとっても大きなデメリットだ。言いたい事を
理解してもらえないばかりか、コミュニケーションに難ありと
思われる可能性もある。

嫌だったり納得いかなくて不愉快な思いをしてしまうことは
誰でもある。これは人間だから仕方がない。それを自分の中に
無理に押し込めたり、ただ諦めるのがよしとは思わない。
言いたい事は言うべきだろう。

そこで、感情まかせではなく、相手に伝える事を考えた上で
言葉や表現を選んで使いこなして発信できる人は大人だと
思う。相手を不愉快にさせる事や自分の不愉快さを周りに
理解してもらいたいがための言葉ではなく、自分が思ってる
ことをちゃんと知ってもらうために話せる人。自分の言葉や
態度が相手の聞く姿勢に大きな影響を与える事を知っていて
コントロールできる人。

こういうことを意識して人と接する事ができる人は魅力的だ
なあと思う。

OFFでも同じ。言葉や表現、態度が自分の印象と密接に関わる
ことを知っていれば話す内容、話し方も変わる。

一緒にいて楽しい人というのは決して知識が豊富でいつも
正しいことを言う人じゃないことは誰でも知ってるはず。
感情や思いを高ぶらせるコミュニケーションには必ず
ポジティブな言葉や表情が使われている。

自分と自分以外の人との適切な距離感を測ることができ、
それによって話すべきことそうでないことをわきまえら
れるのも大事だろう。
誰だって悩んだり自分を理解してもらいたい気持ちに
なることはあるが、それをそのまま誰彼かまわず発散
することは、やはり理解を得られないままである事が
多い。それを繰り返していればやがてその人=ネガティ
ブな感情のイメージがついてしまい、距離を縮めて
くれる人は減ってしまうかもしれない。

自分の使う言葉、態度、表情。それらが持つ力を知って
コントロールできるというのは、周りにもよい影響を
与える事になるし、何より自分自身に影響があるもの。
知らず知らずのうちに自分を落とすような発言や態度を
していないだろうか?

前向きな言葉にはそれだけで力がある。
よいコミュニケーションは心がけしだいで必ず作れる。
それは良好な人間関係を作るという事だけでなく、
人であることを大いに楽しむという事にもつながるのでは
ないかと思う。

自分もできていないところが多いのでなおさら思います。
さらに今日書いたような事を3分の1くらいにまとめられる
ようになれる表現・文章力があるともっといい!精進。。