どこにどんな人が集まってくるのか
自分の世界を広げたいと思ったとき、いま自分がどんなコミュニティにいるのかということを改めて考えてみることは視野を広く持つ第一歩でもあるし、観察力を鍛える練習にもなる。
人はやはりあれこれ何でもできるものじゃない。得意なものや役割というのはそれなりに特化してくる。
では、どこにどんな人が集まっているのか。それを意識して自分や自分の周りを見たり考えたりすると割りと面白かったりする。むやみに人をカテゴライズするのはよくないんだけど、そういうことをまったく考えないといつの間にか自分の周りがすべてみたいな錯覚に陥っていたりする。また、自分はこの範囲の人間だというような枠を自分の中にもってしまったりする。
ちょっとしたことでも継続的に観察してみよう。
そこにいる人達が、
どんな言葉を使っているか
どんな会話をしているか
どんな髪型をしているか
どんな体型をしているか
どんな化粧をしているか
どんな服を着ているか
どんな色の使い方をしているか
どんなにおいをしているか
どんな歩き方をしているか
どんな表情をしているか
どんな声をしているか
どんな振る舞いをしているか
どんな遊びをしているか
どんな趣味を持っているか
どんな収入を得ているか
どんな金の使い方をしているか
どんな情報を得ているか
どんな人と付き合っているか
どんな場所を知っているか
・・・などなど。
見た目でわかることもあれば、ある程度付き合いを深くしないとわからないこともあるけど。
そうすると場所が違えば人も違うことがよくわかってくる。当たり前?そう、確かに当たり前。その当たり前をよーく注意してみてみると面白い発見がたくさん埋もれていることがある。そうすると自分の行動範囲やものの見方も楽しみ方も違ってくる。
アルコールを楽しむにしても、六本木のVIPルームと多摩センターの白木屋じゃそこに集まる人も違うし、楽しみ方も違う。自分にとって心地よかったり得意なものはそれぞれあるだろうけど、いろんな形を楽しめることは自分の引き出しを増やすという意味で大切かなと思う。
場所が違えば人も違う。出会う人が違えば違うものが得られる。
いろいろと楽しみましょう