オリジナルライブDVD作成でマルチカム編集？

さて、ライブを収録したDVDをライブハウスからもらうわけですが、それを元素材としてオリジナルDVDを作っています。

このオリジナルDVDでは、次のようなことをしています。

■オリジナルメニューのオーサリング

　トップメニューやチャプターメニューをオリジナルで作成しています。最近はライブ本編以外に、ハンディカメラで撮影した舞台裏特典映像（笑）を加えたりもしています。使用ソフトは、「TMPGEnc DVD Author 3 with DivX Authoring」

■オリジナル音声に差し替え

　映像と組み合わせる音声を、ライブハウスDVDの音声に加えてホールでR09HRで録音した音声をミックスしてイコライジングしたものに差し替えます。使用ソフトは「GoldWave」。2つの音声の同期ポイントは「目」で探し当てます（笑）。

ここまでやるだけでもかなりマニアックというか、まあ自己満足の世界まっしぐらというか。メニュー作成・オーサリングはまだ一般的だと思うけど、音声のマスタリング（と言っていいのか？）を行って差し替える人はあまりいないのでは。しかも、オーサリングソフト以外はすべてバンドルソフトかフリーソフトを用いています。いかに低コストでよいものを作るかというポリシー。

これ以上やることはないだろうなあと思っていたけど、最近↑にも書いたハンディカメラで客席から撮ってもらえるという環境が増えた。つまり映像素材が、ライブハウスのカメラ以外に増えたということ。これを生かすことはできないか？ライブハウスによってはPAあたりからの定点カメラで映像としてあまり面白くない場合もある。また、今回のライブハウスのように複数カメラで動きのある映像を撮ってくれるのは嬉しいのだけど、撮って欲しい場所を撮ってくれなかったりもする。

複数カメラで同時撮影したものを後からシーンごとに選択して１本の映像に仕上げることが出来ればよりそれっぽいDVDが作れる！

これは、いわゆる「マルチカム編集」と言って、映像のプロの世界では当たり前のことだけど、最近では一般ユースでもこれに取り組む人はいるらしい。

調べてみると、確かにそういうソフトウエアが市販されている。代表的なのは、Adobe社の「ADOBE PREMIERE PRO」シリーズや、トムソン・カノープス社の「EDIUS Pro」シリーズがあるらしい。
http://www.adobe.com/jp/products/premiere/
http://www.thomson-canopus.jp/catalog/edius_pro/edius_pro5_index.php

なるほど、今まであまりソフト買ってないし、たまには買ってみるのも・・・って高っ！！10万円！？7万円！？？うーんさすがにちょっと手が出ない。
yahooオークション見てみると。。。旧バージョンを3～4万円くらいで出してる人もいますね。使ってみるかなあ。

でも、今までこれだけのことを相当ローコストでやってきた。Linuxをはじめとしたオープンソースの世界でかなりやってきているのだから、そこまで使いやすくなくてもいいから、映像の質をなるべく落とさずにマルチカム編集できる方法はないものか・・・！

ということで目下思案中。