色褪せないもの

最近、またLUNA SEAをよく聴いている。コピーしているんだから当たり前といえば当たり前なんだけど 笑

携帯MP3に入れているのはMOTHER。このアルバムに限らずもう10年位聴いてるわけだが一向に飽きないのはなぜなんでしょう?笑

うまくいえないけど、誰にも媚びることなく自分たちのオリジナリティを一番大事にした、というところが飽きさせない理由なのかも。

こういうこというとおっさんくさいかもだけど(^^;)、10年位前のバンドって叩き上げというか反骨心の中で育ってきたというかそういう臭いのするバンドが結構いた気がする。

でも今はご覧のように音楽業界は商業化されすぎて、自分たちがよいと思ったものはどんどんパクっていいと思う、などと開き直って耳あたりやノリのいい音楽を乱発する人達ばかりになってしまった。そういうのに限ってたいてい一時的に熱されていつの間にか冷え切って忘れられちゃう。

今でもそういう路線じゃない人達はたくさんいるんだろうけど、そういう人達は今の音楽業界やメディアを自分たちのフィールドとして見てないだろうからなかなか目や耳にする機会が少なかったり。

そういうや音楽だけじゃなくて人もそうかも。だるい、めんどくさいという空気をまとってる人間はたくさんいる。こういうと10代のことを言ってるようだけど、社会人でも結構そう。毅然とした態度で自分の意志をもってぶつかるときには臆せず立ち向かう、そんな人って少ないよね。会社が、世の中がこうだからとか、みんなが使ってる言葉だから、とかの横並び文化がはびこっているのは冷静に日々を眺めてみると改めて感じる。

自分の頭で考えて自分の足で行動して自分で経験して自分の言葉をしゃべって。そういうものから生まれたものは周りに何かを残す。いいものは色褪せないで残り続ける。人でも音楽でも。既に過ぎ去っていても終わっていても新しくファンを増やすように。

人ウケだけを意識したり、めんどくさいからといって逃げ回っていたり。そういう時期もあるのかもしれないけど、いつかそれは卒業しなくてはいけないのかもしれない。