青森での結婚式

昨日から友人の結婚式で青森に行っておりまして、一泊して帰ってきました。初の青森で、あまり旅をしない自分はいろいろ物珍しくてたくさんつぶやきを投稿してしまいました。

アルバイト時代の数少ない同い年の友人の結婚式に、同じくバイト仲間の同い年の友人と出席することになりました。彼が大学を卒業するまでの4年弱、バイトを中心にいろいろなことを過ごしてきた大事な友人。思い出を上げ始めたらきりがないけど、楽しいことのみならず、苦しいことや悲しいことも共有してくれたり助けてくれたりした本当に大事な仲間の一人。

7年前、青森に帰るため全てを終えて東京を発つ日、今回一緒に参加した友人と二人で東京駅まで見送りにいったことを思い出した。身近にいるのが当たり前で散々自分の力になってくれた友人が離れるのはもちろん寂しかったのだけど、いつも穏和な彼が新幹線の改札に入って振り返ったときに寂しそうな顔を一瞬見せたのもなぜか克明に蘇ってきたり。

東京で就職したいと言っていた彼だけど、両親の意向や諸々のことを考えて地元を支える仕事について7年。この春からは八戸の復興に携わっているとのこと。一時期は寝る間もなく、新婚旅行などするべくもない状況ではあるらしい。

だけど、彼は彼らしいままだったし、職場の同僚に囲まれる姿や、家族親戚の言葉を聞いてるうちに、ここが彼のいるべき場所なんだろうなということを感じた。人にはそういう場所があるのかもですね。奥さんとなった女性も素晴らしい人柄で、さすがいい人を見つけたなと。

そして結婚式に出るといつも思うけど、改めて感じたのは、大切な人を大切にすることは何よりも素晴らしいことだなと。損得抜きで想うことができる相手がいる。それは家族かもしれないし、友人だったり仲間だったりするかもしれないけど、目に見えない、強いものでつながっている存在があるということは本当にかけがえのないものなんだと気づかせてくれます。

そんなふうに思い合える人がほしい、ではなくて、関係はどうであれ、大切にしたいと思う人、人たちはすでにいるはず。そういう人がいるかと考えたときに思い浮かぶ人がいるなら、その人に会うことができるうちは絶対に大切にしていこうと。後でああしておけばよかったとか、あれを話しておけば、伝えておけばよかったとか思わないように。

そんなことを思わせてくれた素敵な時間の中で、自分も本当に微力ながら貢献させてもらうことができたことを嬉しく思います。

結婚おめでとう!