Canon「MP610」のスキャナ機能をLinux(CentOS)のsaneで利用する – 2
前回の続きです。
udevの設定でUSBデバイスファイルが作成されるようにする必要があるようです。/etc/udev/rules.d/60-libsane.rules に以下を追加。
SYSFS{idVendor}==”04a9″, SYSFS{idProduct}==”1725″, SYMLINK+=”scanner”
※最終行LABEL=”libsane_rules_end”の前に
次にsaneの設定をします。
/etc/sane.d/dll.confに
canon
の行があることを確認
canon
の行があることを確認
/etc/sane.d/canon.conf
に
/dev/scanner
と記述
OSを再起動します。
再起動後、プリンタ(スキャナ)の電源が入っている状態で、/dev/scannerができていればOK。
# ls -lrt /dev/scanner
lrwxrwxrwx 1 root root 15 11月 14 21:30 /dev/scanner -> bus/usb/001/020
lrwxrwxrwx 1 root root 15 11月 14 21:30 /dev/scanner -> bus/usb/001/020
あとは、xsaneやGimpからスキャンできるようになります。
ただし、rootでないと動作しないようです^^;rootでsaneを動かすなとメッセージが出ますが。。
この状態でも使えないことないが、Linuxが扱えないとスキャナーを使えないことになる。ここまでできたらWindowsにxsaneを導入してスキャンすることも可能になるようです。それもまたそのうち。