役割

だいぶ調子がよくなってきた。1日がほんっとに早い今日このごろ。

先週の出張に行ったころから少し思っていたことを。

今回の出張は自分としてはいまいちだったように思う。
1日かけた打ち合せは沈黙も多く、時間と労力の無駄
の多い内容だった。

今回は自分の直属の上司がまとめ役だった。

行く前にはっきりと段取りもなく、何を持ち帰るのかも決めて
いなかったので大丈夫なのかなと思っていたが案の定だった。

連れて行った部下達が何を用意して実際に何を持って来て
どんな話をするのかを現場で事が起こるまで把握せず、
各個人が担当している仕事の範囲もよくわかっていないために
的外れなところで対応をさせようとしたり、出すところと引かせる
ところのポイントもつかめていない。

管理職という立場の人にはやはり引っ張っていってもらいたい。
各個別の細かい話や要素技術まではわかっていなくてもいいけど
誰に何を聞けば答えが返ってくるのか、速やかに打ち合せを進める
ために各個人がどういう部分でどんな役割を果たすのか、
そういう部分を考えてほしい。管理職という立場ならそういう
ところをしっかりしてくれればこちらとしても安心できる。

そのあたりがあいまいなままで臨むと結局だらだらとなって
「どうしましょうか」ということになったり、なんとなく
その時気づいた人が散発的に対応をしたりするということになるのだと思う。

確かに言われた通りにだけ動いていればいいというわけではない。
あれこれ言う前に気づいた人がどんどん動くことも必要だろう。

ただ、組織として活動しているのにいつも場当たり的に人海戦術で
やっているとどうしてうまくいったのかや誰が何をしているか
というのがわからなくなってくる。

当然、組織の中のバランスを捉えたり組織の目標と個人の目標を
明確にしていくことも曖昧になってくる。

果たしてこれで強い組織、よい組織ができるのだろうか。

個人の力を発揮し、伸ばし、その力を集めて強い集団とするという
ことを目指すとき、↑にあるようなことはどうなのだろうか?
組織や会社なんてそんなもん?それじゃダメ?
できれば多くの人の意見を聞いてみたいです。

ちなみにその後、長期的な仕事の管理役(もちろん簡単ではない)を
部下にアサインするとき、候補者が自分ともう一人いたのだが
なかなかはっきりしないのでどっちかがやるのでしょうか?と
聞いたところ「ジャンケンで決めて」と言ってしまう感覚もどうかと思ってしまった…。